ペルセウス座流星群とは
流れ星は、宇宙に浮かんでいる小さなちりや石のかけらが、ものすごい速さで地球の大気圏にぶつかって光る現象だよ。
なかでも、毎年8月中旬に増えるのが「ペルセウス座流星群」。ほうき星(彗星)がまき散らしたちりの帯が地球の大気圏にぶつかり、たくさんの流れ星が見られるよ。2026年、もっとも見やすいのは、8月12日の夜~13日の夜明け、13日の夜~14日の夜明け。
流れ星は、夜空のどこにでも現れるけど、流星群の流れ星は、夜空のある一点から四方八方に飛び出すように見えるのが特徴。その点を放射点といい、放射点がある星座の名前を取って「ペルセウス座流星群」と呼ばれているよ。
用意するもの
・時計
・懐中電灯(赤いビニールテープなどで光をへらしたもの)
・記録用紙(星図)※下記からダウンロードできるよ
・筆記用具
・レジャーシートなど横になれるもの
・上着
・虫よけなど
観察してみよう!放射点の場所を見つけよう
観察のポイント:天の川が見えるくらい暗い場所がおすすめ
一つ目の自由研究では、流れ星が飛び出す場所、放射点の場所を見つけよう。都市部からはなれた場所での観察がおすすめ。

観察の手順
ステップ①
できれば天の川が見えるくらい、街の光が少ない場所に出かけて、レジャーシートを敷き、空を見上げて夜空を1時間ほど観察する。この間、暗さに目が慣れるよう、ライトやスマートフォンの画面などは見ないように。
ステップ②
流れ星が見えたら、あらかじめ印刷しておいた星図に、
・観察した日付と場所
・その日の天気
を記入し、夜空のどこからどこへ星が流れたかを線で記録し、時刻も書こう。書き込むときだけ、懐中電灯で手元を照らそう。
ステップ③
5個以上流れ星が記録できたら、その線をのばしてみよう。一点の近くに集まっていたら、そこが放射点だよ。もしかしたら、放射点とはまったく関係のない流れ星があるかもしれない。それは散在流星といって、一匹狼の流れ星だよ。

ステップ④
観察時間中に、流れ星が何個見つかったか、放射点は見つかったかを星図に記録して、観察のまとめとしよう。
観察2 ユーチューブで世界の星空を見よう

ユーチューブを使えば、海外の夜空をおうちで観測できるよ。ユーチューブチャンネル「朝日新聞宇宙部」の星空ライブでは、日本、ハワイ、チリの夜空を24時間生中継しているよ。日本と世界では、何か違いがあるかな? 流星群がピークになる時間は世界中同じ? この星空ライブを使って、世界のペルセウス座流星群の観察にチャレンジしてみよう。
用意するもの
・ユーチューブが見られるパソコンやタブレットなど
・メモ帳
・筆記用具など

朝日新聞宇宙部のユーチューブチャンネル
朝日新聞の天文記者、東山正宜さんが立ち上げたユーチューブチャンネルです。日本、ハワイ、チリなどの星空ライブ中継を広告なしで見られます。今年3月、2025年度の天文教育普及賞を受賞しました。
日本、ハワイ、チリの3か所の星空に流れる星を数えよう!
朝日小学生新聞では2026年8月、このユーチューブの星空ライブを使って、読者のみなさんに世界3か所の星空を観察、報告してもらう「みんなで流星群観察」企画を行うよ。
①「毎日観察する」人は、日本、ハワイ、チリの星空ライブから自分の観察しやすい時間に見ごろ(夜明けの時間帯がおすすめ)をむかえる天文台を選んで、「同じ空を同じ時間帯に」観察しよう。1~2週間、毎日映像を30分ずつ見ながら、いくつ流れたかを数えるよ。

例えば、現地時刻で、
8月13日午前3時~午前3時30分 56個
8月14日午前3時~午前3時30分 67個
といった感じだよ。そして、
・観察した日付と時間
・30分ごとの流れ星の数
・日ごとの変化をグラフに
と、まとめよう。数えた流れ星の数を棒グラフや折れ線グラフにすると、流れ星の増え方や減り方がわかるよ。
そして、「観察した中で一番流れ星が多かった日」や、その日の前後の日の流れ星はどうだったかなどを総まとめとして報告してみよう。
②毎日の観察が難しい人は、ある夜の日没から夜明けまでを1時間ごとに例えば10分ずつ観察するのはどうかな。「夜明けのころがもっともよく流れる」のが本当かどうか、1日の観察で確かめるという自由研究もできるよ。日本で昼間でも、日没~夜明けをむかえる天文台があるよ。またユーチューブライブは巻きもどしができるので、待ち時間の少ない観察もできるよ。
もしかしたら、いくつかの流れ星がほぼ同時に飛ぶ「クラスター現象」を発見できるかもしれないね。
「みんなで流星群観察」 記録を報告してね
朝日小学生新聞は8月、「ペルセウス座流星群」観察記録の報告を募集するよ。みんなからの報告をまとめて天文学者に見てもらい、今年のペルセウス座流星群の傾向と、なぜそうなったか解説する記事を9月以降の紙面に掲載。報告してくれたみなさんの名前(ペンネームも可)を同じ日付で紙面掲載する予定だよ。
8月1~20日の星空をユーチューブチャンネル「朝日新聞宇宙部」で観察してね。
①どの天文台か ②日時 ③流れ星の個数
④変わった現象があったか、など
を、下記の朝日小学生新聞の応募フォームから報告してね。たくさんの人が参加すればするほど、「いつ流れ星が増えたか」「一番多い時間はいつだったか」がわかりやすくなるよ。ご協力、おまちしています!
報告のしかた
▼期間 8月1日(土)~20日(木)
▼報告しめきり 8月27日(木)
※観察した時刻や場所がちがえば、報告は何度してくれても大丈夫だよ。むしろ、たくさん報告してもらったほうがうれしいよ。
※編集部の判断で、載せられないペンネームがあります
問い合わせ先 asasho@asagaku.co.jp







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