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実験

スマートフォンで挑戦(ちょうせん)!カメラ撮影(さつえい)研究(けんきゅう)

実験 スマートフォンで挑戦(ちょうせん)!カメラ撮影(さつえい)研究(けんきゅう)

スマートフォンのカメラって、どうして簡単(かんたん)にきれいな写真(しゃしん)が撮(と)れるんだろう? 写真(しゃしん)のテクニックはいろいろあるけど、スマートフォンのカメラにもなにかひみつがありそう。じゃあ、どんな機能(きのう)や工夫(くふう)があるんだろう? スマートフォンの設定(せってい)や撮(と)り方(かた)を変(か)えて研究(けんきゅう)して、写真(しゃしん)が上手(じょうず)に見(み)えるひみつを調(しら)べよう!

実験(じっけん)のポイント

下(した)の5つのポイントで実験(じっけん)していくよ。

1.人物(じんぶつ)写真(しゃしん)でボケを作(つく)ってみよう

2.暗(くら)く写(うつ)る写真(しゃしん)を明(あか)るくしてみよう

3.ズームで写真(しゃしん)の印象(いんしょう)を変(か)えてみよう

4. 色味(いろみ)調整(ちょうせい)で雰囲気(ふんいき)づくり

5.構図(こうず)のバランスをとる

それぞれ、機能(きのう)を使(つか)うとどんな風(ふう)にみえるか、撮(と)り比(くら)べて、
どうしてそうなったのか考(かんが)えてみよう!

1 人物(じんぶつ)写真(しゃしん)でボケを作(つく)ってみよう

ボケってどんなもの?

カメラを使(つか)って何(なに)かにピントを合(あ)わせたとき、ピントが合(あ)っていないぼやけた部分(ぶぶん)がボケなんだ。これは人(ひと)の目(め)も同(おな)じで、普段(ふだん)は気(き)にならないけど、注意(ちゅうい)して近(ちか)くを見(み)たり遠(とお)くを見(み)たりしてみると、クッキリ見(み)えているところとボケて見(み)えているところに気(き)づくよ。写真(しゃしん)を撮(と)るときに、このボケに注目(ちゅうもく)してみよう。人物(じんぶつ)の背景(はいけい)をぼかすと、クッキリ写(うつ)っている人物(じんぶつ)に視線(しせん)が行(い)きやすくなり、立体感(りったいかん)が出(で)て人物(じんぶつ)が引(ひ)き立(た)って見(み)えるようになるよ。

ボケ1
背景(はいけい)がぼやけていないと、人物(じんぶつ)が背景(はいけい)にとけこみ、引(ひ)き立(た)たない。
ボケ2
背景(はいけい)がぼやけていると、人物(じんぶつ)が浮(う)かび上(あ)がり、引(ひ)き立(た)って見(み)える。

※注意(ちゅうい)
スマートフォンの機種(きしゅ)によってレンズの数(かず)が異(こと)なるため、うまくぼけないことがある。そんなときは、撮影(さつえい)モードを「写真(しゃしん)」から「ポートレート」に変(か)えてみると違(ちが)いがわかりやすい。

【実験(じっけん)】 ボケを大(おお)きくする方法(ほうほう) その1 背景(はいけい)から遠(とお)ざかる

ボケは、ピントが合(あ)っている位置(いち)から離(はな)れるほど大(おお)きくぼやけて見(み)えるから、ボケを大(おお)きくするためには、背景(はいけい)が遠(とお)くなるようにするといいよ。下(した)の例(れい)のように、建物(たてもの)や植栽(しょくさい)のすぐ近(ちか)くに人物(じんぶつ)が立(た)って写(うつ)すと背景(はいけい)が近(ちか)くなってボケにくいけど、人物(じんぶつ)と撮影者(さつえいしゃ)の距離(きょり)を保(たも)ったまま、一緒(いっしょ)に背景(はいけい)から離(はな)れるとボケやすくなる。実際(じっさい)に撮影(さつえい)して試(ため)してみよう。

背景1
背景(はいけい)が人物(じんぶつ)と近(ちか)すぎると……。
背景2
背景(はいけい)もくっきり写(うつ)る。
背景3
背景(はいけい)から少(すこ)し離(はな)れると……。
背景4
背景(はいけい)がボケてくる。

【実験(じっけん)】 ボケを大(おお)きくする方法(ほうほう) その2 ピントが合(あ)う位置(いち)を近(ちか)づける

ピントが合(あ)う位置(いち)を近(ちか)づける方法(ほうほう)でも、背景(はいけい)が遠(とお)くなってボケやすくなるんだ。人物(じんぶつ)写真(しゃしん)なら、できるだけ近(ちか)づいて撮(と)ればボケを大(おお)きくできるよ。この方法(ほうほう)も実際(じっさい)に試(ため)してみよう。

ボケ3
人物(じんぶつ)から離(はな)れて撮(と)ると、ピント位置(いち)が奥(おく)側(がわ)になり、背景(はいけい)のボケ方(かた)は小(ちい)さい。
ボケ4
人物(じんぶつ)に近(ちか)づいて撮(と)ると、ピント位置(いち)が手前(てまえ)側(がわ)になり、背景(はいけい)のボケ方(かた)は大(おお)きくなる。

《カメラ機能(きのう)を確認(かくにん)》

思(おも)ったところにピントを合(あ)わせるには

ピント合(あ)わせは、写真(しゃしん)の基本(きほん)になる操作(そうさ)だよ。肝心(かんじん)な人物(じんぶつ)にピントが合(あ)っていないと人物(じんぶつ)がぼやけた、ピンボケ写真(しゃしん)になってしまうからね。通常(つうじょう)はスマートフォンを向(む)けると人物(じんぶつ)の顔(かお)を認識(にんしき)して、画面(がめん)上(じょう)でいちばん近(ちか)くて大(おお)きく写(うつ)っている人物(じんぶつ)にピントが合(あ)うから、特(とく)にピントを気(き)にしなくてもだいじょうぶ。でも二人(ふたり)以上(いじょう)の人物(じんぶつ)が前後(ぜんご)に離(はな)れていたり、景色(けしき)を見(み)せるために人物(じんぶつ)を画面(がめん)の端(はし)に置(お)いたりしたときに、思(おも)ったところにピントが合(あ)わないことがあるんだ。そんなときは、合(あ)わせたいところをタッチすると、画面(がめん)に四角(しかく)い枠(わく)が出(で)てそこにピントが合(あ)うようになるよ。

ピント1
画面(がめん)中央(ちゅうおう)の人物(じんぶつ)は、自動的(じどうてき)に顔(かお)を認識(にんしき)してピントが合(あ)う。
ピント2
画面(がめん)の端(はし)に人物(じんぶつ)を持(も)ってきても、顔(かお)認識(にんしき)できればピントが合(あ)う。もし背景(はいけい)のほうにピントが合(あ)ってしまったら、人物(じんぶつ)の顔(かお)部分(ぶぶん)をタッチしよう。

【しくみの解説(かいせつ) カメラと人(ひと)の目(め)のちがい】

 

人(ひと)の目(め)は、角膜(かくまく)と水晶体(すいしょうたい)を通(とお)した光(ひかり)を網膜(もうまく)に像(ぞう)を作(つく)っているんだ。目(め)に入(はい)った光(ひかり)は、水晶体(すいしょうたい)の厚(あつ)みを変(か)えることでピント調節(ちょうせつ)をしている。カメラは、水晶体(すいしょうたい)の厚(あつ)みを変(か)える代(か)わりに、レンズを前後(ぜんご)に動(うご)かすことでピント調節(ちょうせつ)を行(おこな)うしくみになっているよ。

 

《人(ひと)の目(め)の場合(ばあい)》

人(ひと)の目(め)は、水晶体(すいしょうたい)の厚(あつ)みを変(か)えることによってピントを合(あ)わせている。

 

《カメラのレンズの場合(ばあい)》

カメラの場合(ばあい)、レンズを前後(ぜんご)することでピントを合(あ)わせている(実際(じっさい)には、複数(ふくすう)のレンズが組(く)み合(あ)わされている)。

【スマートフォンのピント範囲(はんい)】

スマートフォンのカメラの中(なか)には、何枚(なんまい)もの小(ちい)さなレンズが入(はい)っているよ。でも、大(おお)きなカメラのようにレンズを動(うご)かすことができない。
そのため、スマートフォンは近(ちか)くから遠(とお)くまでピントが合(あ)いやすい広角(こうかく)レンズを使(つか)っているんだ。だから、スマートフォンで撮(と)る写真(しゃしん)は、後(うし)ろの景色(けしき)までクッキリ写(うつ)ることが多(おお)いんだよ。レンズが3つ付(つ)いているスマートフォンでは望遠(ぼうえん)レンズが付(つ)いているから、3倍(ばい)以上(いじょう)のズームにすると背景(はいけい)がぼけやすくなることもあるよ。

2 暗(くら)く写(うつ)る写真(しゃしん)を明(あか)るくしてみよう

光(ひかり)の量(りょう)(露出(ろしゅつ))を調整(ちょうせい)する

日差(ひざ)しの強(つよ)い日中(にっちゅう)や逆光(ぎゃっこう)(人物(じんぶつ)の後(うし)ろ側(がわ)から光(ひかり)が当(あ)たっているとき)で撮影(さつえい)すると、人物(じんぶつ)が暗(くら)く写(うつ)ってしまうことがあるんだ。こんなときは「露出(ろしゅつ)調整(ちょうせい)」をすると、人物(じんぶつ)を明(あか)るく写(うつ)せるよ。逆光(ぎゃっこう)の条件(じょうけん)は、すぐに作(つく)れるから実際(じっさい)に操作(そうさ)を試(ため)してみよう。

【実験(じっけん)】光(ひかり)が後(うし)ろ側(がわ)から当(あ)たっている状態(じょうたい)で人物(じんぶつ)を撮影(さつえい)する

露出1
人物(じんぶつ)が暗(くら)く写(うつ)ってしまったら、顔(かお)の部分(ぶぶん)をタッチして四角(しかく)い枠(わく)を出(だ)す。
露出2
露出3
四角(しかく)い枠(わく)の右側(みぎがわ)に出(で)るマークを上(うえ)に上(あ)げると明(あか)るくすることができる。画面(がめん)を見(み)ながら調整(ちょうせい)しよう。
露出4

《カメラ機能(きのう)を確認(かくにん)》

どのくらい明(あか)るくすればいい?

どのくらい明(あか)るくすればいいかは、写真(しゃしん)の中(なか)でいちばん目立(めだ)つところで判断(はんだん)するといいよ。人物(じんぶつ)写真(しゃしん)なら、やっぱり顔(かお)の部分(ぶぶん)になるね! 顔(かお)が明(あか)るく写(うつ)るように調整(ちょうせい)してみよう。

【しくみの解説(かいせつ) カメラが判断(はんだん)する明(あか)るさ】

 

スマートフォンのカメラは、写真(しゃしん)が明(あか)るすぎたり暗(くら)すぎたりしないように、ちょうどよい明(あか)るさを自動(じどう)で考(かんが)えてくれるんだ。
カメラは画面(がめん)全体(ぜんたい)を見(み)て、

明(あか)るすぎるとき → 少(すこ)し暗(くら)くする
暗(くら)すぎるとき → 少(すこ)し明(あか)るくする

という調整(ちょうせい)をしているよ。
でも、ときどきカメラがまちがえることもあるんだ。たとえば、人物(じんぶつ)の後(うし)ろに太陽(たいよう)や明(あか)るい空(そら)があると、カメラは「とても明(あか)るい!」と思(おも)ってしまう。そのため、人(ひと)の顔(かお)が暗(くら)く写(うつ)ることがあるよ。また、桜(さくら)の花(はな)や雪景色(ゆきげしき)など、白(しろ)っぽいものが画面(がめん)いっぱいに写(うつ)るときも、カメラは明(あか)るすぎると考(かんが)えて、写真(しゃしん)を暗(くら)くしてしまうことがあるんだ。

3 ズーム倍率(ばいりつ)で写真(しゃしん)の印象(いんしょう)を変(か)える

〔効果(こうか)1〕 人物(じんぶつ)を大(おお)きく写(うつ)せる

スマートフォンのレンズのズームは標準(ひょうじゅん)が1倍(ばい)だけど、目(め)で見(み)ているより広(ひろ)く写(うつ)る広角(こうかく)レンズになっているよ。だから、全身(ぜんしん)の写真(しゃしん)を写(うつ)したりするときに写(うつ)しやすいしくみになっている。2倍(ばい)、3倍(ばい)と大(おお)きくなるにつれ、人物(じんぶつ)を大(おお)きく写(うつ)すことができるよ。反対(はんたい)に、0.5倍(ばい)(スマホによっては0.6倍(ばい)など)のように小(ちい)さくすると人物(じんぶつ)が小(ちい)さく写(うつ)るようになるんだ。

【実験(じっけん)】自分(じぶん)の位置(いち)は変(か)えずに、倍率(ばいりつ)を変(か)えてみる

倍率1
人物(じんぶつ)と撮影者(さつえいしゃ)が位置(いち)を変(か)えず、ズーム倍率(ばいりつ)だけを変(か)えて撮影(さつえい)。倍率(ばいりつ)を上(あ)げると、人物(じんぶつ)は大(おお)きく写(うつ)る。ズームは赤(あか)枠(わく)のところから操作(そうさ)する。
倍率2
0.5倍(ばい)。
倍率3
1倍(ばい)。
倍率4
2倍(ばい)。

〔効果(こうか)2〕 背景(はいけい)の広(ひろ)さと遠近感(えんきんかん)が変(か)わる

人(じん)物(ぶつ)が同(おな)じ大(おお)きさに写(うつ)るようにしてスマートフォンのズームを変(か)えると、背景(はいけい)の写(うつ)る範囲(はんい)が変(か)わってくるよ。0.5倍(ばい)では最(もっと)も広(ひろ)い範囲(はんい)が写(うつ)り、1倍(ばい)、2倍(ばい)、3倍(ばい)と大(おお)きくなるにつれて、写(うつ)る範囲(はんい)が狭(せま)くなっていくよ。
同時(どうじ)に遠近感(えんきんかん)が変(か)わってくることも確認(かくにん)しよう。0.5倍(ばい)では、遠近感(えんきんかん)が強(つよ)く出(で)て立体的(りったいてき)に見(み)える。1倍(ばい)、2倍(ばい)と大(おお)きくしていくと、遠近感(えんきんかん)が薄(うす)れて距離(きょり)の差(さ)が感(かん)じられなくなるよ。

【実験(じっけん)】撮影者(さつえいしゃ)が前後(ぜんご)に動(うご)きながら、人物(じんぶつ)を同(おな)じ大(おお)きさに写(うつ)す

パース1
ここでは、人物(じんぶつ)の配置(はいち)は変(か)えず、撮影者(さつえいしゃ)が後(うし)ろに下(さ)がりながら人物(じんぶつ)を同(おな)じ大(おお)きさになるように写(うつ)してみたよ。背景(はいけい)に注目(ちゅうもく)して、写(うつ)る範囲(はんい)と遠近感(えんきんかん)の違(ちが)いを確認(かくにん)してみよう。
パース2
0.5倍(ばい)。
パース3
1倍(ばい)。
パース4
2倍(ばい)。

〔効果(こうか)3〕 倍率(ばいりつ)が小(ちい)さいほど、ゆがんで写(うつ)る

写真(しゃしん)の真(ま)ん中(なか)と周辺(しゅうへん)で、人物(じんぶつ)の姿形(すがたかたち)が少(すこ)し変(か)わってしまうことを、ゆがみというよ。人物(じんぶつ)を大(おお)きく撮(と)るとゆがみの違(ちが)いがわかりやすい。1倍(ばい)では少(すこ)し頭(あたま)でっかちだけど、2倍(ばい)と3倍(ばい)になるにつれ、ゆがみは感(かん)じられなくなる。ただし、倍率(ばいりつ)を上(あ)げると画質(がしつ)が下(さ)がることがあるので注意(ちゅうい)しよう。

【実験(じっけん)】人物(じんぶつ)を同(おな)じ位置(いち)から、倍率(ばいりつ)を変(か)えて撮影(さつえい)してみる

【しくみの解説(かいせつ) ズーム倍率(ばいりつ)とゆがみ】

スマートフォンのカメラで0.5倍(ばい)のような超広角(ちょうこうかく)を使(つか)うと、写真(しゃしん)が少(すこ)しゆがんて見(み)えることがあるよ。これは、レンズのまん中(なか)と端(はし)っこでは光(ひかり)の曲(ま)がり方(かた)が少(すこ)しちがうからなんだ。そのため、広(ひろ)い範囲(はんい)を写(うつ)すほど、写真(しゃしん)の端(はし)にあるものがのびたり大(おお)きく見(み)えたりすることがあるよ。でも、このゆがみは悪(わる)いことばかりじゃないんだ。近(ちか)くによって撮(と)ると、手前(てまえ)のものが大(おお)きく見(み)えて、迫力(はくりょく)のある写真(しゃしん)になるよ。倍率(ばいりつ)を上(あ)げるとゆがみが少(すく)なくなる理由(りゆう)は、レンズの真(ま)ん中(なか)の部分(ぶぶん)を使(つか)うようになるから。また、レンズが3つ付(つ)いているスマートフォンでは、遠(とお)くのものを大(おお)きく写(うつ)す望遠(ぼうえん)レンズがあるので、さらに自然(しぜん)な写(うつ)りになることがあるよ。

【発展(はってん)!】ゆがみをうまく使(つか)って迫力(はくりょく)を出(で)そう

超広角(ちょうこうかく)(0.5倍(ばい))のゆがみを利用(りよう)すると迫力(はくりょく)のある写真(しゃしん)になる。コツはグッとよって大(おお)きく写(うつ)すことだよ。また、「離(はな)れたときと近(ちか)づいたとき」、「画面(がめん)の中心(ちゅうしん)部(ぶ)と周辺(しゅうへん)部(ぶ)でゆがみに違(ちが)いがあること」を確認(かくにん)してみるといいよ。

ゆがみ1
近(ちか)づいて0.5倍(ばい)で撮影(さつえい)。2倍(ばい)の写真(しゃしん)に比(くら)べて、迫(せま)ってくるような迫(はく)力(りょく)がある。
ゆがみ2
2倍(ばい)。平面的(へいめんてき)な写真(しゃしん)になっている。

4 色(いろ)み調整(ちょうせい)で雰囲気(ふんいき)づくり

色(いろ)みを変(か)えるフィルタ機能(きのう)

写真(しゃしん)を撮(と)るときに、フィルタ機能(きのう)を使(つか)って雰囲気(ふんいき)を変(か)えてみよう。スマートフォンの機種(きしゅ)によって使(つか)えるフィルタの数(かず)や名称(めいしょう)が異(こと)なるけど、まずは「暖(あたた)かい」、「冷(つめ)たい」、「モノクロ」やそれに近(ちか)い色(いろ)みを試(ため)してみるといいよ。
それぞれ、どんな印象(いんしょう)になるかな?

フィルタ

【実験(じっけん)】「暖(あたた)かい」などの暖色(だんしょく)系(けい)フィルタを使(つか)ってみる

暖色(だんしょく)系(けい)のフィルタを使(つか)うと、午後(ごご)や夕方(ゆうがた)のような、ゆったりとしたやわらかい雰囲気(ふんいき)が出(だ)せる。

フィルター1
フィルタなし。
フィルター2
暖色(だんしょく)系(けい)フィルタ。

【実験(じっけん)】「冷(つめ)たい」などの寒色(かんしょく)系(けい)フィルタを使(つか)ってみる

寒色(かんしょく)系(けい)のフィルタを使(つか)うと、早朝(そうちょう)や日陰(ひかげ)のような、キリッと引(ひ)き締(し)まった雰囲気(ふんいき)が出(だ)せる。

クール1
フィルタなし。
クール2
寒色(かんしょく)系(けい)フィルタ。

【実験(じっけん)】「モノクロ」系(けい)フィルタを使(つか)ってみる

色(いろ)がなくなると、目(め)に入(はい)ってくる情報(じょうほう)が整理(せいり)され、主題(しゅだい)の人物(じんぶつ)に集中(しゅうちゅう)できるようになる。

モノクロ1
フィルタなし。
モノクロ2
モノクロ系(けい)フィルタ。

【しくみの解説(かいせつ) フィルタとは】

スマートフォンの中(なか)のコンピューターが、写真(しゃしん)の色(いろ)を自動(じどう)で計算(けいさん)して色(いろ)を塗(ぬ)り替(か)えているよ。どんな気持(きも)ちや場面(ばめん)を伝(つた)えたいか考(かんが)えながら使(つか)い分(わ)けるといいよ。

5 構図(こうず)のバランスをとる。

グリッド線(せん)を構図(こうず)づくりの目安(めやす)にしよう

グリッド線(せん)とは、縦横(たてよこ)に2本(ほん)ずつ出(で)る線(せん)を指(さ)すよ。人物(じんぶつ)を入(い)れた構図(こうず)をつくるときは、グリッド線(せん)の交点(こうてん)に人物(じんぶつ)の顔(かお)を配置(はいち)するとバランスが取(と)りやすくなるから、実際(じっさい)にやってみよう。また、風景(ふうけい)を撮(と)るときは地平線(ちへいせん)や建物(たてもの)などの直線(ちょくせん)を、グリッド線(せん)の線上(せんじょう)に合(あ)わせるといいよ。

【実験(じっけん)】グリット線(せん)を使(つか)って撮影(さつえい)してみよう。

グリット1
グリッド線(せん)は、「設定(せってい)」→「カメラ」から「グリッド」をオンにすれば表示(ひょうじ)することができる。
グリット2
グリッド線(せん)は、水平(すいへい)を保(たも)つ目安(めやす)にもなる。
グリット3
実際(じっさい)にグリット線(せん)を使(つか)って撮影(さつえい)したところ。
グリット4
構図(こうず)がうまく収(おさ)まっている。

【実験(じっけん)】「アスペクト比(ひ)」で変化(へんか)をつける

「アスペクト比(ひ)」とは、縦横(たてよこ)の比率(ひりつ)のこと。普段(ふだん)使(つか)っている写真(しゃしん)アプリの画面(がめん)は「縦(たて)4:横(よこ)3」になっているよ。カメラの設定(せってい)からアスペクト比(ひ)を選(えら)ぶと、正方形(せいほうけい)の「縦(たて)1:横(よこ)1」や縦長(たてなが)の「縦(たて)16:横(よこ)9」が選(えら)べるんだ。比率(ひりつ)を変(か)えると写真(しゃしん)の印象(いんしょう)が変(か)わるのでいろいろ試(ため)して好(この)みの比率(ひりつ)を見(み)つけよう。

アスペクト比1
いろんな比率(ひりつ)を試(ため)してみよう。
アスペクト比2
4:3。
アスペクト比3
1:1。
アスペクト比4
16:9。

【しくみの解説かいせつ 三分割法さんぶんかつほう】

写真しゃしんを撮とるとき、写うつしたい人ひとを画面がめんのちょうど「真まん中なか」に置おくと、まるで日ひの丸まるの旗はた(日ひの丸まる構図こうず)のようになって、少すこし窮屈きゅうくつに見みえたり、普通ふつうの写真しゃしんになりがちになるよ。
実じつは、絵えや写真しゃしんの世界せかいには「画面がめんを縦たてと横よこに3つずつに分わけたとき、線せんと線せんが交まじわる『4つの交差点こうさてん』のどこかに主役しゅやくを置おくと、人間にんげんは自動的じどうてきに『バランスが良よくておしゃれだな!』と感じかんる」という不思議ふしぎな脳のうの仕組しくみ(ルール)があるんだ。これを「三分割法さんぶんかつほう」と呼よぶよ。
スマートフォンの「グリッド線せん」は、そのおしゃれに見みえる交差点こうさてんがどこにあるかを、一目ひとめでパッと見みつけられるように教おしえてくれる便利べんりな目印めじるしだよ。

実験(じっけん)結果(けっか)をまとめてみよう!

・撮影(さつえい)した日時(にちじ)、場所(ばしょ)、この実験(じっけん)をやろうとしたきっかけをかこう

・実験(じっけん)①~⑤の実験(じっけん)比較(ひかく)写真(しゃしん)を貼(は)り、それぞれの写真(しゃしん)の見(み)え方(かた)の違(ちが)いと、しくみをまとめよう

・①~⑤を工夫(くふう)して、写真(しゃしん)を撮(と)り、ベストな1枚(まい)をえらび、ワークシートに貼(は)る

・ベスト写真(しゃしん)はどんな機能(きのう)を使(つか)ったか、どこを工夫(くふう)したかを述(の)べる

・自由(じゆう)研究(けんきゅう)をやってみての感想(かんそう)

を、ワークシートにまとめてみよう!

ワークシート1
ワークシート2

ワークシートのダウンロードはこちらから

監修(かんしゅう):秀明大学(しゅうめいだいがく)/大山(おおやま)光晴(みつはる)

実験(じっけん)で撮影(さつえい)した力作(りきさく)を、コンテストに応募(おうぼ)しよう!

はたらくすがた

この実験(じっけん)で、スマートフォンの機能(きのう)を使(つか)って撮影(さつえい)したベストな一枚(いちまい)を、撮(と)ったときの感想(かんそう)とともにコンテストに応募(おうぼ)しよう!
株式(かぶしき)会社(がいしゃ)アイデムでは『アイデム写真(しゃしん)コンテスト「はたらくすがた」』を行(おこな)っているよ。大人(おとな)の働(はたら)く姿(すがた)を写(うつ)した写真(しゃしん)であれば応募(おうぼ)OK!今回(こんかい)実験(じっけん)で紹介(しょうかい)したスマートフォンのテクニックを駆使(くし)して撮影(さつえい)してみてね。webと郵送(ゆうそう)、どちらからでも応募(おうぼ)できるよ。
※応募(おうぼ)するときには、撮影(さつえい)をさせてもらった人(ひと)にも伝(つた)え、許可(きょか)をもらおう。

応募(おうぼ)スケジュール

9月がつ16日にち(水すい)締切(しめきり)(当日(とうじつ)消印(けしいん)有効(ゆうこう))
10月(がつ)上旬(じょうじゅん)最終(さいしゅう)選考(せんこう)-入賞(にゅうしょう)候補者(こうほしゃ)へ連絡(れんらく)/元(もと)データ提出(ていしゅつ)のお願(ねが)い
11月(がつ)中旬(ちゅうじゅん)入賞(にゅうしょう)発表(はっぴょう)-朝日(あさひ)小学生(しょうがくせい)新聞(しんぶん)、朝日(あさひ)中高生(ちゅうこうせい)新聞(しんぶん)、アイデムホームページ上(じょう)にて
11月(がつ)28日(にち)(土)(ど)表彰(ひょうしょう)式(しき)(予定(よてい))会場(かいじょう):東京(とうきょう)都内(とない)ホテル
11月(がつ)下旬(げじゅん)参加(さんか)賞(しょう)発送(はっそう)
12月(がつ)上旬(じょうじゅん)
賞状(しょうじょう)・副賞(ふくしょう)発送(はっそう)

※スケジュール・イベントはやむを得(え)ず中止(ちゅうし)・変更(へんこう)する場合(ばあい)があります。
※上位(じょうい)入賞者(にゅうしょうしゃ)と保護者(ほごしゃ)1名(めい)を表彰(ひょうしょう)式(しき)にご招待(しょうたい)します。

応募要項ダウンロード

アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」

写真(しゃしん)コンテストのWebから、「写真(しゃしん)の撮(と)り方(かた)ガイドブック」がダウンロードできるよ!

くわしくは応募要項(おうぼようこう)のページを見(み)てね。

応募要項

レポートのまとめ方
のコツはこちら!

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