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実験

回(まわ)すと動(うご)く!パタパタアニメ再生(さいせい)装置(そうち)

実験 回(まわ)すと動(うご)く!パタパタアニメ再生(さいせい)装置(そうち)

アニメって、いったいどんなしくみで絵えが動うごいて見みえるんだろう? アニメ再生さいせい装置そうちをつくって、実際じっさいに絵えを動うごかしてみよう!

用意(ようい)するもの

材料(ざいりょう)

・円柱(えんちゅう)容器(ようき)(ポリエチレン製(せい)のやわらかいもの)
・クリアファイル
・工作(こうさく)用紙(ようし)
・ロングワイヤーまたはビニール被膜(ひまく)針金(はりがね)

【アニメーション用(よう)】※本(ほん)サイトよりダウンロード可能(かのう)
・アニメサンプル用紙(ようし) ①~④
・アニメ原稿(げんこう)用紙(ようし)

道具(どうぐ)

・はさみ
・セロハンテープ
・目打(めう)ち
・定規(じょうぎ)
・油性(ゆせい)ペン
・ラジオペンチ
・カッターマット

パタパタアニメ再生(さいせい)装置(そうち)のつくり方(かた)

[1]

ロングワイヤーの両端(りょうたん)をラジオペンチで切(き)って、40㎝の1本(ほん)の長(なが)いワイヤーを用意(ようい)する。
針金(はりがね)を使(つか)う場合(ばあい)は、40㎝に切(き)った針金(はりがね)を用意(ようい)する。1本(ほん)だとやわらかい場合(ばあい)は40㎝2本(ほん)を用意(ようい)し、2本(ほん)をねじって1本(ぽん)の針金(はりがね)にして使用(しよう)する。

ワイヤー
必要(ひつよう)な部分(ぶぶん)以外(いがい)をラジオペンチで切(き)りおとす。
ビニール被膜針金
2本(ほん)をねじって、1本(ぽん)にしたもの。

[2]

円柱(えんちゅう)容器(ようき)に、ワイヤーを通(とお)す穴(あな)をあける。
※はさみや目打(めう)ちでけがをしないように注意(ちゅうい)しよう。

円柱容器あたま
写真(しゃしん)のような容器(ようき)を使用(しよう)の場合(ばあい)は、先端(せんたん)をはさみで切(き)って穴(あな)を大(おお)きくする。
円柱容器底
底(そこ)の真(ま)ん中(なか)にも目打(めう)ちで穴(あな)をあける。

[3]

円柱(えんちゅう)容器(ようき)の底(そこ)に、下(した)のようにマークをつける(8等分(とうぶん))。
まず最初(さいしょ)に十字(じゅうじ)にマークをつけ、さらにそれを2等分(とうぶん)するように印(しるし)をつけていく。
マークをつけたら、そのまま側面(そくめん)にラインを引(ひ)いていく。8等分(とうぶん)間隔(かんかく)のラインが引(ひ)ける。

8等分
底(そこ)に画像(がぞう)のようにマークをする。
全体8等分
底(そこ)のマークから、頭(あたま)のほうに向(む)かって結(むす)ぶようにラインを引(ひ)いていく。

[4]

[3]で引(ひ)いた側面(そくめん)のライン上(じょう)、真(ま)ん中(なか)あたりに
5㎝幅(はば)でマークをつける(アニメのコマがつくところ)。

側面ライン
アニメのコマをはりつけるところにマークをする。

[5]

アニメーションを入(い)れるためのミニクリアファイルをつくる。
たて5cm、横(よこ)5cmの四角形(しかくけい)に切(き)ったクリアファイルを16枚(まい)用意(ようい)する。
カッターマットの方眼(ほうがん)や定規(じょうぎ)を使(つか)ってサイズを測(はか)り、油性(ゆせい)ペンで四角形(しかくけい)を描(か)く。
描(か)き終(お)えたら、四角形(しかくけい)をはさみで切(き)る。
※はさみを使(つか)うときはけがをしないように注意(ちゅうい)しよう。

クリアファイル1
四角(しかく)の角(かく)はなるべく直角(ちょっかく)になるように書(か)く。カッターマットの方眼(ほうがん)をうまく使(つか)おう。
クリアファイル2
16枚(まい)切(き)りはなす。

[6]

四角形(しかくけい)に切(き)ったクリアファイル2枚(まい)を重(かさ)ねて、上下(じょうげ)をセロハンテープでとめる。
左右(さゆう)が開(ひら)いている四角形(しかくけい)のミニファイルが8枚(まい)できる。

ミニクリアファイル1
左右(さゆう)から絵(え)を入(い)れられるように、上下(じょうげ)だけ止(と)める。
ミニクリアファイル2
作(つく)ったファイルは画像(がぞう)のような状態(じょうたい)。

[7]

円柱(えんちゅう)容器(ようき)にセロハンテープで、[6]でつくったミニファイルを
[4]でかいたガイドラインにそって、8枚(まい)すべてをセロハンテープで貼(は)り付(つ)ける。

クリアファイルをはる1
ミニファイルはセロハンテープで閉(と)じられている部分(ぶぶん)を表(おもて)、裏(うら)の両側(りょうがわ)貼(は)る。
クリアファイルをはる2
円柱(えんちゅう)容器(ようき)に貼(は)った後(あと)、ミニファイルの左右(さゆう)が開(ひら)いていることを確認(かくにん)する。

[8]

円柱(えんちゅう)容器(ようき)にワイヤーを通(とお)す。
写真(しゃしん)のように、①一方(いっぽう)の端(はし)はハンドルの形(かたち)にしておく。
②もう一方(いっぽう)の端(はし)は、写真(しゃしん)のように、ワイヤーを円柱(えんちゅう)容器(ようき)の底(そこ)の部分(ぶぶん)で曲(ま)げて、
セロハンテープでとめ、曲(ま)がった形(かたち)にしておく。

①
①片方(かたほう)はハンドルの形(かたち)に曲(ま)げておく。
②
②ワイヤーを円柱(えんちゅう)容器(ようき)の底(そこ)の部分(ぶぶん)で曲(ま)げてセロハンテープでとめる。ワイヤーを回(まわ)したときに、円柱(えんちゅう)容器(ようき)が空回(からまわ)りせずに一緒(いっしょ)に回(まわ)るようにするため。

[9]

工作(こうさく)用紙(ようし)で、[8]でつくった円柱(えんちゅう)容器(ようき)が入(はい)るくらいの、前(まえ)が開(ひら)いた形(かたち)の箱(はこ)をつくる。
箱(はこ)の大(おお)きさは、上下(じょうげ)が、円柱(えんちゅう)容器(ようき)につけたミニファイルが半分(はんぶん)くらいはみ出(だ)すくらい。
左右(さゆう)が、ワイヤーの曲(ま)げた部分(ぶぶん)がはみ出(だ)すくらいの大(おお)きさにする。
箱(はこ)の設計(せっけい)図(ず)は、下記(かき)よりダウンロードもできるよ。
A3サイズでダウンロードしたらはさみで箱(はこ)の形(かたち)に切(き)って、工作(こうさく)用紙(ようし)に貼(は)り付(つ)けて枠(わく)をなぞり、設計(せっけい)図(ず)を写(うつ)そう。

箱設計図
工作(こうさく)用紙(ようし)にこのように設計(せっけい)図(ず)を書(か)いて、はさみで切(き)る。
大きさ
円柱(えんちゅう)容器(ようき)をセットすると、これくらい。
作り方
切(き)り終(お)えたら、組(く)み立(た)てる。
接着
セロハンテープでとめて、箱(はこ)のできあがり!

箱の設計図

[10]

[9]で作(つく)った箱(はこ)の左右(さゆう)面(めん)の対角線(たいかくせん)に線(せん)を引(ひ)き、中心(ちゅうしん)の目安(めやす)をつける。
中心(ちゅうしん)がわかったら、目打(めう)ちでワイヤーが通(とお)る穴(あな)をあける。

中心を取る
対角(たいかく)線(せん)を引(ひ)き、交(まじ)わる中心(ちゅうしん)を探(さが)す。
穴をあける
交(まじ)わった点(てん)に穴(あな)をあける。両側(りょうがわ)にあける。

[11]

ハンドルの形(かたち)に曲(ま)げたワイヤーの先(さき)を一方(いっぽう)の工作(こうさく)用紙(ようし)の穴(あな)に通(とお)し、
もう一方(いっぽう)のワイヤーの端(はし)を、もう一方(いっぽう)の工作(こうさく)用紙(ようし)の穴(あな)に通(とお)して、
円柱(えんちゅう)容器(ようき)を箱(はこ)の中(なか)に入(い)れる。

セット1
ワイヤーを少(すこ)しのばしたりしながら調整(ちょうせい)して、円柱(えんちゅう)容器(ようき)が箱(はこ)の中(なか)に入(はい)ったら、ワイヤーの形(かたち)を元(もと)の状態(じょうたい)にもどす。
セット2
円柱(えんちゅう)容器(ようき)につけたミニファイルが、箱(はこ)の上部(じょうぶ)に少(すこ)し引(ひ)っかかるようにセットする。

[12]

矢印(やじるし)の方向(ほうこう)にハンドルをまわしたときに、
ミニファイルが、箱(はこ)のフチに一度(いちど)引(ひ)っかかってからパタンと手前(てまえ)にたおれるか確認(かくにん)する。
もし上部(じょうぶ)にうまくひっかからない場合(ばあい)は、工作(こうさく)用紙(ようし)で立体(りったい)をつくり、箱(はこ)の上部(じょうぶ)につける。

確認
スムーズに回(まわ)るのではなく、クリアファイルが一瞬(いっしゅん)止(と)まって見(み)えるように、箱(はこ)上部(じょうぶ)にひっかかるようにする。
でっぱり
ひっかかりが弱(よわ)い場合(ばあい)は、でっぱりをつくる。

[13]

動(うご)かすための絵(え)を用意(ようい)する。
絵(え)は、下記(かき)のサンプルからダウンロードできるよ。

アニメサンプル① 走る馬

アニメサンプル② 棒人形

アニメサンプル③ ボール

アニメサンプル④ 表情が変わる!

[14]

ダウンロードしたアニメサンプル用紙(ようし)を100%でプリントアウトして
はさみで、アニメのコマごとに切(き)りわける。

[15]

ミニファイルに[14]で切(き)ったアニメのコマの1番(ばん)を差(さ)し込(こ)む()。
ハンドルを矢印(やじるし)の方向(ほうこう)に少(すこ)し回(まわ)して、次(つぎ)のミニファイルを手前(てまえ)にたおす。
アニメのコマの2番(ばん)を差(さ)し込(こ)む()。
これを繰(く)り返(かえ)して8枚(まい)のアニメのコマをミニファイルにセットする。
8枚(まい)入(い)れ終(お)えたら、できあがり!

アニメを差し込む1
まず1番(ばん)をファイルに差(さ)し込(こ)む()。
アニメを差し込む2
手前(てまえ)にハンドルを回(まわ)し、1番(ばん)を送(おく)る。
アニメを差し込む3
次(つぎ)に現(あらわ)れたファイルに、2番(ばん)を差(さ)し込(こ)む()。
完成
同(おな)じように3番(ばん)、4番(ばん)…と差(さ)し込(こ)んでいって、8枚(まい)のクリアファイルすべてにアニメが差(さ)し込(こ)まれたら完成(かんせい)!

[16]

矢印(やじるし)の方向(ほうこう)から見(み)ながら、ハンドルを矢印(やじるし)の方向(ほうこう)に回(まわ)すと、ミニファイルに差(さ)し込(こ)んだ
アニメのコマが1番(ばん)から順番(じゅんばん)にパタパタと現(あらわ)れ、絵(え)が動(うご)いているように見(み)える!

見る方向
本体(ほんたい)の斜(なな)め上(うえ)から見(み)るようにする。
入れ替え
アニメのコマをちがうアニメのコマと差(さ)し替(か)えれば、ちがうアニメを見(み)ることができる。

なぜ?どうして?:アニメが動(うご)くしくみ

実際(じっさい)には動(うご)いていないけれど、少(すこ)しずつ変化(へんか)している絵(え)を連続(れんぞく)で見(み)ると動(うご)いているように見(み)える現象(げんしょう)のことを「仮現(かげん)運動(うんどう)」といいます。この現象(げんしょう)は、見(み)たものをとらえる脳(のう)のはたらきに関係(かんけい)しています。
アニメはこれを利用(りよう)して、動(うご)いているように見(み)せています。今回(こんかい)は8枚(まい)でしたが、30分(ぷん)のアニメをつくるには2000~5000枚(まい)の絵(え)が必要(ひつよう)です。

パタパタアニメ仕組み

発展(はってん):絵(え)を自分(じぶん)で描(か)いたり、絵(え)の枚数(まいすう)を増(ふ)やしてみよう

下記(かき)の原稿(げんこう)用紙(ようし)を使(つか)って、自分(じぶん)でアニメーション用(よう)の絵(え)を描(か)いてみよう!
アニメ原稿(げんこう)用紙(ようし)を印刷(いんさつ)して、少(すこ)しずつ変化(へんか)する絵(え)を描(か)こう。
まず、決(き)めとなる絵(え)を1コマ目(め)、4コマ目(め)、8コマ目(め)に描(か)いて、
空(あ)いた2、3コマ目(め)、5、6、7コマ目(め)にその間(あいだ)の動(うご)きを描(か)いていくと作(つく)りやすいよ。
自分(じぶん)で描(か)けるようになったら、絵(え)の枚数(まいすう)を2倍(ばい)の16枚(まい)にして、動(うご)きがどうなるか、実験(じっけん)してみよう。

アニメ用原稿用紙

アニメ原稿用紙16コマ

注意(ちゅうい)

・実験(じっけん)は、必(かなら)ずおうちの人(ひと)といっしょにしよう。
・実験(じっけん)前(まえ)にこの作(つく)り方(かた)と注意(ちゅうい)をしっかり読(よ)んで、まちがった手順(てじゅん)で行(おこな)わないようにしよう。
・実験(じっけん)に使(つか)う材料(ざいりょう)は、おうちの人(ひと)に用意(ようい)してもらうこと。
・実験(じっけん)のあとは、おうちの人(ひと)といっしょにあとかたづけをして、小(ちい)さい子(こ)どもの手(て)がとどかないところにしまうこと。

監修(かんしゅう):秀明大学(しゅうめいだいがく)/大山(おおやま)光晴(みつはる)

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