むかしは石や貝がお金だった?
みんなが知っているのは、金属でできたコイン(硬貨)や、紙でできたお金(紙幣)だよね。だけど、むかしのお金はどんな形だったんだろう? 次の写真の中で、むかしのお金はどれだと思いますか?

実は全部お金として使われていたんだよ!
左上にあるのは、石を丸く削ったお金。太平洋にあるヤップ島(ミクロネシア連邦)でむかし使われていて、5円玉のように真ん中に穴があいているよ。世界最大のお金としても有名で、大きいものになると3mほどの大きさのものもあるんだ。
右上にあるのは、タカラガイという貝で、これもお金として使われていたんだよ。中国やアフリカなどでは、何千年も前から品物を買ったり交換したりするときに使われていたんだ。
そして、左下の山盛りの白いものは、塩。約2000年前の古代ローマ時代にお金の代わりに使われることがあったんだ。むかしは塩がとっても貴重なもので、価値が高かったんだね。
最後に右下にあるのは、見るからにお金に似ているように見えるよね。これは1835年に江戸幕府が作ったお金で「天保通宝」と呼ばれるもの。ほかにも江戸時代には寛永通宝というお金もあったんだ。

じつは、もっとむかしは、「お金」という考え方がなくて、物と物を直接交換する「物々交換」をしていたって知っているかな。
たとえば、魚を持っている人が木の実をほしいとき、木の実を持っている人を探して交換していたんだ。でも、相手が魚をほしいと思わなかったら交換できないし、「魚1匹と木の実10個は同じ価値かな?」と決めるのもむずかしいよね。
そこで、だれもが価値を認める石や貝、塩などが、お金のように使われるようになったんだ。そして、もっと持ち運びやすくて数えやすい金属のお金や紙のお金が生まれていったよ。もしお金がなかったら、今のコンビニエンスストアやスーパーマーケットでの買いものはどうなっていたと思う? お金は、たくさんの人がスムーズに物を交換できるようにするための、大切なしくみなんだね。
お金はぐるぐると回っている?
みんなにとって、身近なお金はなにかな? 毎月決まった金額のおこづかいをもらう人もいれば、お手伝いをしたときにもらえるという人もいるかもしれないね。では、みんなが手にするおこづかいのお金はどこからきているのか、いっしょに考えてみよう。
お金はどこで手に入れる?

おうちの人は、仕事をして、給料として、お金をもらっているのはわかるかな? お店でおかしやおもちゃを買うと、支払ったお金がそのお店や会社で働く人の給料になるよ。お父さんやお母さんの給料も、こうして支払われているんだね。ほかにも、お金は銀行に預けられて、会社のために使われたり、税金として国に納められて、みんなが使う公園や学校などの公共サービスに使われたりもするよ。いろんな人の手を通りながら、社会の中をお金はぐるぐると回っているんだね。
<参考サイト>
・くらしと金融(金融庁のホームページ)
あたらしいお金!? キャッシュレスってなに?

プリペイドカードのしくみ

プリペイドカードは、カードにお金をチャージすることで使えるようになるよ。たとえば、コンビニエンスストアにあるATMでカードに1000円をチャージして使うんだ。お店で買い物をするときは、プリペイドカードをレジの読み取り機にかざすと、チャージした分の1000円までの買い物をすることができるんだ。
そして、お買い物をするとカードの残高は減るよ。もう一度カードにお金をチャージすれば、使える金額を増やせるんだ。お買い物した情報は、プリペイドカードの会社に送られて、あとからお店にお金が送られるしくみになっているよ。そのほかのキャッシュレスのなかま「クレジットカード」や「デビットカード」などのしくみについて調べてみるのもいいね。
<参考サイト>
【実験】おこづかい帳をつけてお金の動きと使ったときの気持ちを記録しよう
おこづかい帳をつけるメリットは?
お金を上手に使うには、おこづかい帳をつけるといいよって聞いたことはあるかな?
おこづかい帳に「使ったお金」「もらったお金」「残ったお金」などを書いて記録しておくと、この日に自分がお金を何に使ったか、ムダづかいはしていなかったかなどをふりかえって確認することができるんだ。自分のお金の使い方を正しく知ることで、そこから先は計画的にお金を使えるようになったり、目標をたてて貯めることもできるかもしれないね。
①おこづかい帳に必要な項目を書き出そう

おこづかい帳に書き込む必要な項目は次のとおりだよ。
・日付:いつお金を使ったか、もらったかを書いてね。
・内容:何を買うために使ったか、または、だれからどうしてもらったかを書いてね。
・使ったお金:使ったお金の金額を書いてね。
・もらったお金:もらったお金の金額を書いてね。
・残ったお金:お金を使ったり、もらったりして、残った金額を書いてね。
ほかにも、買い物をしたときにどうだったか、買ったものに対する気持ちや満足度なんかを記録しておくといいよ。
<参考サイト>
②おこづかい帳をつけてみよう
まずはおこづかい帳を用意しよう。手順①のおこづかい帳に必要な項目を自分でノートなどに書いて作ってもいいね。ほかにも下のボタンから、おこづかい帳のテンプレートをダウンロードして印刷して使ってもOK! ほかにもアプリを利用する方法もある(このページの下のところで説明しているから、あとでチェックしよう)。
おこづかい帳をつけるときに、ついつい書き忘れてしまうこともあるよね。そんなときは、買い物したときにもらうレシートを捨てずにとっておけば、あとから見返しておこづかい帳に書くことができるよ。
③おこづかい帳に書いてみよう

おこづかいをもらって、お店に行くと、おかし売り場、文具売り場、おもちゃ売り場などいろいろな売り場があって、たくさんの商品が並んでいるよね。たとえば、この左にあるようなお店でおかしを買ったら、次のように書いてみよう。

・買った日付を書く
・内容(買ったもの)を書く
・使ったお金の金額を書く
・残ったお金を計算して書く
・買ったときの気持ちや、満足度なんかも書いておこう。

お手伝いをして追加のおこづかいをもらったときは、それも書き込むようにしよう。
・もらった日付を書く
・内容(誰からどうしてもらったか)を書く
・もらったお金の金額を書く
・残ったお金を計算して書く
おこづかい帳のつけ方がわかったら、あとは実際にお店に行って買い物をしたあと、忘れずに記録していこう。そして、しばらくつけたら、ふりかえってみることが大切だよ。
【まとめ方】ふりかえりをしよう
おこづかい帳を1週間ほどつけたら、記録した内容を見返してふりかえろう。
どんなものを買った?
まずは、おかし/おもちゃ/文房具などの種類で買ったものを分類していこう。自分がどんなものをよく買っていたのかについて考えてみよう。グラフにしてみれば、どんなものを買ったのかなどの内容がひと目でわかるよ。
必要なもの/ほしいものに分けてみよう!

買ったものの中には、学校や生活に「必要なもの」と、それ以外に必要ではないけれど、おかしやおもちゃなど、そのときにほしいと思って買った「ほしいもの」の2種類に分けることができるよ。買ったものを1つ1つふりかえりながら、どちらに分類されるものなのかを考えて、ひとことメモの欄に書いてみよう。
だれのためにお金を使った?

買いものをするときには、いろいろなことを考えるよね。「いまの自分のためにこれを買おう」「これから役に立つから買うべきだ」、そして「友だちや家族のために買ってみよう」など、いろいろあるよね。買ったものは、どれに分類されるかな? こうしたことも考えてみよう。
買い物したものの分類の方法は、いろいろあることがわかったね。ここに書いた以外の方法もあるし、自分で考えて書き出して整理してみると、これはムダづかいだったなと気づくものがあるかもしれない。
おこづかい帳をつけたら、自分の買いものについてふりかえって、どのようにお金を使ったのかについて分析してみることが大切。おこづかい帳の記録と、その結果のふりかえりを最後にまとめよう。
発展① オリジナルお買い物マップをつくろう!
お買い物をして、おこづかい帳をつけていると、ほかにもいろいろなことに気づくことができるよ。「このお店はおかしをおトクに買える」「このお店は文房具の種類が多い」など。ふだん買い物をするお店で、気づいたことをマップに書き起こしてみると、さらに学びが深まるよ。自分の街を探検して、オリジナルのお買い物マップを作ってみよう。
発展② アプリを使ったおこづかい帳の管理をしてみよう

おこづかい帳を手書きするのがむずかしそうだと感じたり、ついつい書き忘れてしまうかもと心配になったりする人は、アプリを使う方法もあるよ。気軽に入力できて、「残ったお金」の計算も自動でできるアプリを使うと、複雑なお買い物のパターンもかんたんに分析することができるんだ。
セブン銀行が提供する『money ring』の場合は、アプリと子ども用プリペイドカードの連携で、さらに便利。おこづかいをプリペイドカードに入れてもらって、カードでお買いものをすれば、買いものをするたびに入力しなくても、「使ったお金」が自動で記録されていく。
こうしたアプリをうまく活用すれば、お金の管理がかんたんにできる。目標を決めたり、計画的なお金の使い方もワンタッチで楽しみながら続けてみよう。







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