レインスティックは、かれたサボテンにサボテンの針をさし、中に入れた小石がその針に当たりながら落ちて雨のような音がなる楽器だ。アフリカで生まれたといわれ、南米のチリでは、雨ごいの儀式(ぎしき)に使われてきた。そのレインスティックを、ラップのしんとつまようじとビーズでつくって、雨のような音をならしてみよう。
用意するもの

- 紙管(ラップのしんなど。長い方がよい)
- つまようじ100本くらい
- 目打ち
- ビーズ(1.5mm~5mmくらいの大きさ100~200つぶくらい)
- ビニルぶくろ1まい
- 輪ゴム2本
- おしピン1こ
- はさみ
作り方
1

紙管の紙がまかれているつなぎ目にそって、5mmくらいの間かくをあけておしピンであなをあけていく。
注意:おしピンでけがをしないように注意する。
2

おしピンであけたあなを目打ちなどで少し広げる(あとでつまようじをさしたときにゆるくならない程度に)。そのあなに、つまようじをさす。
注意:目打ちやつまようじでけがをしないように注意する。
3

一方のはしに、小さく切ったビニルぶくろをかぶせて輪ゴムでとめてふたをする。
4

もう一方のはしからビーズを入れて、小さく切ったビニルぶくろをかぶせて輪ゴムでとめてふたをする。
5

レインスティックをさかさにすると雨のような音がなるよ。音がなり終わったら、またさかさにすると、音がなるよ。
まとめ方
「まとめ方のコツ 工作の例」を見てみよう
注意
- はさみを使うときは、けがをしないように気をつけよう。
- おしピンやつまようじなどでけがをしないように気をつけよう。
工作をするときの注意
工作をする前に必ずおうちの方といっしょに読んでね。
- 工作に使う材料(ざいりょう)や道具などは、使ってよいものかどうか、おうちの人に確(たし)かめよう。
- はさみやカッターナイフを使うときは、けがをしないように気をつけよう。
- つまようじやフォーク、シャープペンシルのしん、おしピンなど、先のとがったものを使うときは、けがをしないように気をつけよう。
- 工作・フリーアートを始める前には、まわりをかたづけよう。よごれたりぬれたりするおそれがある場合は、新聞紙やビニルシートをしこう。
- カッターナイフを使うときは、下にカッターマットや厚紙(あつがみ)などをしいて、つくえやゆかをきずつけないようにしよう。
- 作業が終わったら材料(ざいりょう)や道具をきちんとかたづけ、作業をしていた場所をきれいにしよう。
- 工作で使ったものや作った作品は、小さい子の手のとどかない場所にしまうこと。
- 作業が終わったら、必ず手をよくあらうこと。
- 接着(せっちゃく)ざいは、目的に合ったものを使おう。