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調べ学習

昔のちえやくふうを今に生かそう!

調べ学習 昔のちえやくふうを今に生かそう!

90歳(さい)ぐらいのお年よりに、昔のくらしについてお話を聞いてみよう。昔のちえや工夫をまとめてこれからのくらしにいかしてみよう。

調べ方

90歳(さい)ぐらいのお年よりに、昔のくらしについてお話を聞く。

ヒアリングのしかた

お年よりの所へ行って(おうちの方など、おとなについてきてもらおう)、インタビューし、聞いたことをヒアリングシートやノートにメモする。
時間は2時間が目安。お名前、お年、生まれ育った所から聞き始めて、聞きたいことを何でも聞けばいい。
あらかじめ質問(しつもん)を用意していくのも大事だけれど、その質問に答えてもらって終わりじゃもったいない。お年よりのペースで自由に話してもらうと、より深い貴重(きちょう)なお話が聞ける場合が多いよ。

ヒアリングシート

知り合いに90歳ぐらいのお年よりがいない場合

福祉(ふくし)協議会や町内会にしょうかいしてもらおう。すぐに見つからなければ、もう少し年のわかい身近なおじいちゃん、おばあちゃんでもいいよ。

用意するもの・準備しておくこと

  • ヒアリングシートまたはノート
    ヒアリングした内容をシートやノートにメモしていこう。シートは多めに用意しておこう。
  • 筆記用具
  • カメラ・ビデオカメラ
    写真やビデオをとってもよいか、また、研究の発表に使っていいか、確認(かくにん)しよう。
  • ICレコーダーなどの録音機器があると便利だよ。
  • お話を聞く前に、古い昔の写真をさがしておいてもらうと、昔のくらしを思い出してもらいやすくなるよ。
  • 白いノートやスケッチブックも持っていくと、わかりにくいことはその場で絵をかいて説明してもらえるかもしれないよ。

まとめ方

まず、ヒアリングのときのようすをまとめよう。
それから、聞いたお話から、昔のくらしの良いところを考え、さらにそれを今の生活に生かすにはどうしたらいいか考えて表にまとめてみよう。

昔のくらしの良いところと、今に生かすために考えたこと

昔のくらし
電気はなかった。部屋の明かりは灯油のランプ。エアコン・せん風機はないので、暑い日は風通しのよい場所で涼んだ。冷ぞう庫はないので、スイカなどを井戸(いど)につるして冷やしたりした。暖房(だんぼう)はたきぎをくべるだんろ。
水道はなかった。水は井戸からくんで家まで運んだ。
田んぼでとれた米に畑でとれた作物と、食事のほとんどを自分たちで作ったものでまかなった。作物のとれない冬は、秋のうちに作った保存食(ほぞんしょく)を食べていた。おやつには庭に植えたかきの実や、自然になっている梅、くわ、山いちご、山ぶどうなどの実を食べた。食べ物の残りは畑の肥料(ひりょう)にしたので、ゴミは出なかった。
昔のくらしの良いところ
エネルギーの消費が少なく、環境(かんきょう)にやさしい。もともと電気がないのだから、災害(さいがい)や水不足による電力不足を心配する必要がない。
水を大事に使う習慣(しゅうかん)が身につく。
自然のめぐみである水を大切に思う心が育つ。
自給自足なので、災害が起きたときなどに食料の供給(きょうきゅう)が止まっても、えいきょうを受けない。
生ゴミが出ない。
食べ物を包装(ほうそう)する紙やトレイなどのゴミも出ない。
今に生かすために考えたこと
使っていない部屋の明かりを消す。使っていない電化製品(せいひん)の電源(でんげん)をこまめに切る。自然のエネルギーである太陽光発電などを取り入れる。
歯みがきのときに、水を出しっ放しにしない。
おふろの残り湯を洗濯(せんたく)に使う。
お米のとぎじるを庭木の水やりに使う。
大根やニンジンの皮や葉っぱもすてずに、調理方法をくふうして食べる。
ベランダのプランターや庭で野菜や果物を育てて食料にする。
野菜くずなどの生ゴミをコンポストで肥料にする。
買い物にはマイバッグを持っていく。
保存食の梅干(うめぼし)とほしがき
写真提供:90歳ヒアリング事務局 佐藤 哲

まとめ

昔のくらしには、省エネ・省資源(しょうしげん)など、良いところがたくさんあった。そして、もちろん昔のくらしにもどることはできないけれど、今のくらしに生かせるちえやくふうはたくさんあると思う。またお年よりにお話を聞いて、いろいろな昔のちえやくふうを知りたいと思った。

取材協力:東北大学大学院環境科学研究科 古川柳蔵

調べ学習をするときの注意

調べ学習をする前に必ずおうちの方といっしょに読んでね。

  • 調査(ちょうさ)などに出かけるときは、自動車や歩行者などに注意し、きけんな場所には近づかないようにしよう。
  • 遠くに出かけるときは、大人といっしょに行こう。
  • 博物館や図書館などでは、さわいだり走ったりしないこと。また、展示(てんじ)されているものにむやみにさわらないこと。
  • 店などの調査をするときは、必ず行く前に許可(きょか)をとり、お客さんなどのめいわくにならないようにしよう。
  • 会社などに電話をするときは、まず名前を伝えてから用件をはっきり話そう。相手のめいわくにならないように、電話で話している時間があるかどうか確(たし)かめること。
  • 工場見学をするときは、ルールを守り、写真さつえいなどをしてもよいか、確(たし)かめよう。
  • 人に話を聞きに行くときは、行く前に都合のよい日時を聞き、時間におくれないようにしよう。終わったら、必ずお礼を言おう。
  • このほか、それぞれの自由研究のページにある注意もよく読んでから、研究を始めよう。
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