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調べ学習

お年よりの話を聞いて、心ゆたかなくらしについて考えてみよう!

調べ学習 お年よりの話を聞いて、心ゆたかなくらしについて考えてみよう!

90歳(さい)ぐらいのお年よりに、昔のくらしについてお話を聞いてみよう。心をゆたかにできるヒントをまとめて、これからのくらしにいかしてみよう。

調べ方

90歳(さい)ぐらいのお年よりに、昔のくらしについてお話を聞く。

ヒアリングのしかた

お年よりの所へ行って(おうちの方など、おとなについてきてもらおう)、インタビューし、聞いたことをヒアリングシートやノートにメモする。
時間は2時間が目安。お名前、お年、生まれ育った所から聞き始めて、聞きたいことを何でも聞けばいい。
あらかじめ質問(しつもん)を用意していくのも大事だけれど、その質問に答えてもらって終わりじゃもったいない。お年よりのペースで自由に話してもらうと、より深い貴重(きちょう)なお話が聞ける場合が多いよ。

ヒアリングシート

知り合いに90歳ぐらいのお年よりがいない場合

福祉(ふくし)協議会や町内会にしょうかいしてもらおう。すぐに見つからなければ、もう少し年のわかい身近なおじいちゃん、おばあちゃんでもいいよ。

用意するもの・準備しておくこと

  • ヒアリングシートまたはノート
    ヒアリングした内容をシートやノートにメモしていこう。シートは多めに用意しておこう。
  • 筆記用具
  • カメラ・ビデオカメラ
    写真やビデオをとってもよいか、また、研究の発表に使っていいか、確認(かくにん)しよう。
  • ICレコーダーなどの録音機器があると便利だよ。
  • お話を聞く前に、古い昔の写真をさがしておいてもらうと、昔のくらしを思い出してもらいやすくなるよ。
  • 白いノートやスケッチブックも持っていくと、わかりにくいことはその場で絵をかいて説明してもらえるかもしれないよ。

質問(しつもん)例

次のようなことがらをくわしく聞いてみる。

  • 何人家族で住んでいましたか。
  • どんなふうに食事をしていましたか。
  • 水道はありましたか。
  • どんなおふろに入っていましたか。
  • ご近所づきあいはありましたか。
  • おもちゃは十分にありましたか。
  • 子どものころ、どんなことが楽しかったですか。
  • 子どものころ、どんなことがうれしかったですか。

まとめ方

まず、ヒアリングのときのようすをまとめよう。
それから、お年よりから聞いた昔のくらしを想像(そうぞう)して、どのようなくらしをしていたのか自分で考えたことをそれぞれ書いていこう。そして、自分で考えたことからわかったことをまとめてみよう。

お年よりに聞いた昔のくらしのこと

家族は多かった。親兄弟以外に親せきもいっしょに住んでいた。親せきのおばさんにも、親と同じようにしかられたりほめられたりした。悪いことをすれば、近所のおとなにもしかられた。

考えたこと・わかったこと
昔は子どもにたくさんのおとなたちの目がとどいていた。地いきのみんなで子どもを育てていたような感じがする。

写真提供:90歳ヒアリング事務局 佐藤哲

いろりを囲んで家族みんなで食べた。そのときにお父さんがしてくれるいろいろな話を聞くのが大好きだった。

考えたこと・わかったこと
昔は家族みんなで楽しく話をしながら食事をしていた。それで子どもの知識(ちしき)がふえたり、家族のきずなが深まったりしたのだと思う。

おふろはたきぎを燃(も)やしてわかすので、準備(じゅんび)が大変だから、毎日はわかさなかった。でも、ご近所でわかしたおふろをもらうことがよくあった。

考えたこと・わかったこと
昔はおふろをわかすのが大変だった。みんなそれがわかっているから、ご近所でおふろをもらいにくる人がいたら、おふろに入ってもらったのだと思う。持ちつ持たれつだったのだ。

うっかりみそやしょうゆを切らしたときに、ご近所に借りたりした。そのときついでにいろいろな話をした。

考えたこと・わかったこと
昔はものを貸(か)し借りすることが、ご近所同士のコミュニケーションにもなっていた。

遊び道具は回りにあるもので自分で作ることが多かった。竹でそりを作ったりした。

考えたこと・わかったこと
昔の子どもは自分で遊び道具を作った。そうすることで、自分で考えたりくふうしたりする力がついたのだと思う。

写真提供:90歳ヒアリング事務局 佐藤哲

子どものころは、山で山菜をつんだり、川で魚をつかまえたりするのが、一番楽しかった。

考えたこと・わかったこと
昔の子どもはよく自然の中で遊んだ。そして、それはすごく楽しいことなのだと思った。

子どものころ、家の仕事の手伝いをして親にほめられるのが、一番うれしかった。たとえば、電気がないので、部屋の明かりは灯油のランプを使っていた。そのランプの内側を掃除(そうじ)するのは、手の小さい子どもの仕事だった。

考えたこと・わかったこと
昔は家の中で子どもにもいろいろな仕事があった。そして、人の役に立つのはうれしいことなのだと思った。

まとめ

昔のくらしは不便なことが多かったけれど、全然まずしい感じがしなかった。それは、自然の中でのびのび遊ぶことでたくさん楽しい思いをしたり、人の役に立つことで喜びを感じる機会が多かったからだと思う。また、昔はご近所同士助け合ってくらしていたので、こまったときにも安心感があったと思う。お年よりの話はなんだか身にしみた。

取材協力:東北大学大学院環境科学研究科 古川柳蔵

調べ学習をするときの注意

調べ学習をする前に必ずおうちの方といっしょに読んでね。

  • 調査(ちょうさ)などに出かけるときは、自動車や歩行者などに注意し、きけんな場所には近づかないようにしよう。
  • 遠くに出かけるときは、大人といっしょに行こう。
  • 博物館や図書館などでは、さわいだり走ったりしないこと。また、展示(てんじ)されているものにむやみにさわらないこと。
  • 店などの調査をするときは、必ず行く前に許可(きょか)をとり、お客さんなどのめいわくにならないようにしよう。
  • 会社などに電話をするときは、まず名前を伝えてから用件をはっきり話そう。相手のめいわくにならないように、電話で話している時間があるかどうか確(たし)かめること。
  • 工場見学をするときは、ルールを守り、写真さつえいなどをしてもよいか、確(たし)かめよう。
  • 人に話を聞きに行くときは、行く前に都合のよい日時を聞き、時間におくれないようにしよう。終わったら、必ずお礼を言おう。
  • このほか、それぞれの自由研究のページにある注意もよく読んでから、研究を始めよう。
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