用意 するもの
・ビー玉
・ふくろの口どめ
(ふくろの口どめがない場合は……わりばし・ビニールテープ)
やり方
●じゅんび
1)ふくろの口どめには、いろいろな形の物がありますが、2本のレールのようになっている部分だけを使ます。その上にビー玉をならべて実験します。
※わりばしでもできます。図のように、2本のわりばしを少しはなしてならべ、ビニールテープでとめてレールを作ります。
●やり方
1)かたむいていない水平なところにレールを置きます。そして、3このビー玉をくっつけてならべます。そこに、ビー玉1こを指ではじいて、ぶつけます。
2)すると、3このビー玉のうち、一番はしのビー玉1こだけが飛び出します。
3)つぎに、2このビー玉をぶつけてみましょう。
4)今度は、はしの2このビー玉が飛び出します。
5)それでは、3このビー玉をぶつけると、どうなるでしょう?実際にためしてみてください。
・ぶつけるビー玉だまを4こ、5こと増やしていくと、どうなるでしょうか?
・最初にならべておくビー玉の数を変えると、どうなるでしょうか?
ぶつけた個数 と飛 び出 す個数 は、なぜ同 じななの?
ビー玉どうしのしょうとつが起きる前と後で、動いているビー玉の数と速さが同じことに注目してください。ちょっとむずかしい言葉ですが、これは、「運動量の保存」や「エネルギーの保存」をしめしています。
これらの法則のため、ころがっている2このビー玉がしょうとつによって急に止まると、別の2このビー玉が同じ速さで動き出すのです。ビリヤードなどでも同じことが起こっています。
※高校で学習する内容ですが、運動量というのは、速さと質量をかけたものです。
・大きさや重さのちがうビー玉どうしをぶつけると、どうなるでしょうか?実験してみましょう。
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