用意 するもの
・スプーン(カレーライス用の大きさで、持ち手の部分が曲げやすいもの)
やり方
●じゅんび
1)スプーンの持ち手の部分を絵のように折り曲げます。左右対称の中心線より少しずらして折り曲げるのがポイントです。
●やり方
1)テーブルの上など水平なところにスプーンを置きます。そして、持ち手の部分を指で軽くはじいてスプーンを回します。(持ち手の「ずれ」と反対の向きに回します。上のじゅんびのところの絵のようにずれている場合は、時計回りに回します。)
2)しばらくすると、たてにゆれ出して、いっしゅん静止し、そのあと逆に回り始めます。
※うまくできない時 は…
・回し始める時、スプーンが少しゆれるように指ではじいてみましょう。
・びみょうなバランスでできる実験です。スプーンの形によってはうまくいかないことがあります。何度試してもうまくいかない時は、ほかのスプーンでやってみましょう。
逆回転 するのは、なぜ?
スプーンの持ち手が少しずれているのが、この実験のポイントです。スプーンは持ち手がずれている方向に回りやすくなっています。
ところが、回りにくい方向に回すと、スプーンとテーブルの間に働くまさつによって、スプーン全体がたてにゆれ出します。このゆれのエネルギーが、回りやすい向きへ回転させる力となり、スプーンは逆回転を始めるわけです。
・いろいろな形のスプーンで試してみましょう。
・持ち手のずらし方を変えると、どうなるでしょうか?
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