近づいてくる列車の音は高く、遠ざかっていく時は低く聞こえます。消防車のサイレンでも経験することです。これを音の「ドップラー効果」と言います。
100円ショップで目覚まし時計をゲット。これをぐるぐるふり回せば、ドップラー効果を再現できます。
■コーヒーフィルターで色を分析「超かんたんクロマトグラフィー」
12色、ときには20色ものサインペンセットが100円ショップで手に入ります。さっそくインキの色を分析してみましょう。同じく100円ショップで売っているコーヒーフィルターを使います。
ひとつの色は、いくつかの色の成分をまぜて作られていることが分かります。
物を送る時、こわれやすい物をくるんだり、すき間につめたりするクッションシート。これで、つばさだけのグライダーを作ってみましょう。うまく調整すると、おどろくほどよく飛びますよ。
超能力スプーンといえば、あっという間に折れ曲がってしまうスプーンを頭にうかべる人が多いでしょう。
でも、ここで紹介するのは、くるくる回っていたかと思うと、とつぜん逆向きに回転を始める不思議なスプーン。タネもシカケも、ちょっとあります。
ペットボトルに水を入れて、さらに空気をぎゅうぎゅうにつめて飛ばすペットボトル・ロケット。でも、空気ポンプを使う方法は、工作がなかなか大変です。
そこで、ポンプの代わりに、発泡入浴剤を使って発射させるペットボトル・ロケットを紹介しましょう。これだとかんたんです。
レンズもないのに、スクリーンに景色が映る不思議なカメラ「ピンホールカメラ」。名前のとおり、小さな針穴(英語でピンホール)がそのひみつです。「光はまっすぐ進む」こともナットクさせてくれます。
100円ショップで手に入るプラスチック製のゴミ箱を使うと、大型のピンホールカメラがかんたんにできてしまいます。
使い古しの歯ブラシが、CDケースの上で直進したり、回ったりと、おもしろい動きをします。それはまるで、新しい種類の虫みたいです。
大きくふくらませた風船と小さくふくらませた風船をパイプでつないで、どちらの力が強いかくらべてみましょう。
大きい方から小さい方へ空気が流がれこんで、同じ大きさになるでしょうか?それとも、どちらかの風船がしぼんで、もう片方の風船がふくらむでしょうか?
ストローをセットしたガラスのびんを、てのひらで包みこんで温めると、ストローの中の水面が上がります。そして、手をはなすと、温度が元にもどって水面が下がります。かんたんに作れる温度計です。
ステッキにとまっている、厚紙で作ったテントウムシくん。ステッキを縦にすると、くるくる回転しながら登り始めます。えっ!どうして?ステッキの中に、あっと驚くしかけがかくされています。
洗面器にビニールを張って作る鏡です。洗面器の横にあなを開けてストローをとりつけてあり、息をすいこむと凹面鏡になり、息をふきこむと凸面鏡になります。ビニール面にうつる自分の顔の変化が楽しめます。
す焼きの人形の表面に、塩の結晶を作る実験です。まるで雪がふり積もったようになります。やり方はとてもかんたんですが、出来上がるまでには2週間くらいかかります。その間、塩の結晶が少しずつ大きく、広がっていく様子を観察してください。
2まいのアルミホイルを電極にした電池です。アルミホイルの間に、冷ぞう庫用脱臭剤の活性炭と、塩水をしみこませたキッチンペーパーをはさんだ、サンドイッチのような電池です。配線をすれば、あとは上から手でおさえつけるだけで、モーターがいきおいよく回り出します。