水(みず)の上下(じょうげ)で温度(おんど)変化(へんか)が分(わ)かる「ストロー温度計(おんどけい)」

１）絵(え)の具(ぐ)を水(みず)でといて、色水(いろみず)を作(つく)ります。それをびんに入(い)れてストローをさし、びんの口(くち)のところにねん土(ど)をつけます。このときは、まだ、ねん土(ど)でびんの口(くち)を完全(かんぜん)にふさがないでください。

２）水(みず)を吸(す)い上(あ)げ、ストローの先(さき)を指(ゆび)でおさえて水位(すいい)が下(さ)がらないようにします。

３）ねん土(ど)で、びんの口(くち)をしっかりふさぎます。ストローから指(ゆび)をはなすと、自然(しぜん)に水位(すいい)が少(すこ)し下(さ)がりますが、びんの中(なか)の水面(すいめん)より高(たか)いところで止(と)まればだいじょうぶです。びんの口(くち)がねん土(ど)でしっかりふさがっていないと、中(なか)の水面(すいめん)のところまで水位(すいい)が下(さ)がってしまいます。そのときは、もう一度(いちど)やりなおしてください。

両手(りょうて)でびんを包(つつ)みこみます。しばらくすると、びんの中(なか)の色水(いろみず)がストローの中(なか)を上(あ)がっていきます。手(て)をはなすと、ストローの中(なか)の水(みず)がだんだん下(さ)がっていきます。

手(て)で包(つつ)みこまなくても、置(お)き場(ば)所(ところ)を変(か)えると、まわりの温度(おんど)変化(へんか)によって、ストローの中(なか)の水面(すいめん)が上下(じょうげ)します。部屋(へや)の中(なか)や戸外(こがい)、日(ひ)の当(あ)たるところと日(ひ)かげなど、いろいろな場所(ばしょ)に置(お)いて、水面(すいめん)がどのように変化(へんか)するか調(しら)べてみましょう。

びんといっしょに（本物(ほんもの)の）温度計(おんどけい)を置(お)いて、いろいろな場所(ばしょ)で温度(おんど)をはかりましょう。実際(じっさい)の温度(おんど)と水面(すいめん)の位置(いち)を確(たし)かめながら、ストローに目盛(めもり)を書(か)きこめば、「ストロー温度計(おんどけい)」が完成(かんせい)します。