用意 するもの
・発ぽう入浴剤
・炭酸飲料用ペットボトル(500mlのもの。必ず「炭酸飲料」が入っていたものを使おう!)
・園芸用支柱(長さ1mくらいのものを2本)
・レジぶくろなどのポリぶくろ
・ビニールテープ
・目玉クリップ(大きなもの)
やり方
じゅんび
1)1本の園芸用支柱の先に、ポリぶくろをぐるぐるにまき、さらにその上からビニールテープをまいてペットボトルの「せん」をつくる。せんの太さは、ペットボトルの口の大きさより少し大きめにして、ややきつめにするのがコツ。
2)あらかじめ、ロケットを飛ばすときに支柱をさすあなをあけておく。
まず、①の支柱を60°くらいの角度にして地面にさす。もう1本の支柱をその近くにさして、せんのある支柱の支えとなるようにする。2本の支柱は目玉クリップでとめる。
ここまでの流れをかくにんできたら、いったん目玉クリップをはずして、支柱を抜いておく。
実験
※必ずこのページに書かれている注意をよく読んでから実験をしよう
1)発泡入浴剤をくだいて、半分ほどをペットボトルに入れる。そのあと、水を4分の1~3分の1くらい入れる。
2)すぐにペットボトルの口に園芸用支柱のせんをして、さかさまにしてさっきあけたあなに支柱をさす。もう1本の支柱もさし、目玉クリップで2本をとめる。ここまで、すばやくセットすること。
3)発ぽう入浴剤からあわが出てきて、やがてペットボトルは水をふき出して飛び出す。
※注意
・必ず大人といっしょに実験しよう。
・ペットボトルは必ず「炭酸飲料」用のものを使うこと。お茶やジュース用のペットボトルでは強度がたりないので、はれつすることがある。
・発ぽう入浴剤を入れすぎないこと。
・ペットボトルの中に発ぽう入浴剤を入れたあと、ぜったいに「ふた」をしないこと。はれつすることがある。
・せんをしたあとのペットボトルをのぞきこんだり、正面に立ったりしないこと。
・ぜったいに人にむけて飛ばさないこと。
・まわりに人がいなくて建物がない広い場所で実験すること。
ペットボトルが飛 ぶのは、なぜ?
発ぽう入浴剤が水にとけると、二酸化炭素のあわがたくさん発生する。そのため、ペットボトルの中の空気の圧力が高くなり、それが水をおして「せん」に伝わる。
圧力がある強さより大きくなると、「せん」がはずれて、水をふん射してペットボトルが飛び出す。
水がふき出す力が推進力となって、空高く飛ぶ。ペットボトルは、水をふん射してどんどん軽くなるので、さらにスピードを増していくよ。
・ペットボトルの下のほうに「はね」を付けてみよう。飛び方はどう変わるかな?
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