用意 するもの
・金属製のあみじゃくし(細かいあみ目のざるでもよい)
・コップ
・水
※少し水がこぼれるので、台所の流しなどで実験すること
やり方
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1)コップいっぱいに水を入れる。あみじゃくしのくぼんだ面をその上に重ねて、手のひら全体でおさえる。
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2)そのままもう一方の手でコップを持ち、すばやく全体をひっくり返す。少し水がこぼれ落ちても問題ないよ。
3)水がこぼれ落ちなくなったら、コップを持っている手をあみじゃくしのえに持ち変える。そして、下からおさえていた手をそっとはなす。すると……水はこぼれない!
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水がこぼれないのは、なぜ?
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まず、水の表面張力(水どうしが引っぱり合う力)のため、あみ目が水でうめられる。また、あみ目をうめた水の面には、下から水をおすように大気圧(空気がおす力)がはたらく。この2つの力によって、水がこぼれないんだ。
水は液体のなかでも特に表面張力が大きく、アルコールや油などは水の半分以下の表面張力しかないんだよ。
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あみ目の大きさがちがうもので、いろいろ実験してみよう。どのくらいの大きさ(あみ目のあらさ)まで、水がこぼれないか調べてみましょう。
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