用意 するもの
・小型マッサージ機
・ピンポン玉
・米
・計量カップ
・ビー玉
注意:実験には、計量カップや米を使います。ピンポン玉やビー玉はきれいに洗い、よくふいてから実験しましょう。
やり方
1)計量カップの中に、まずピンポン玉を入れます。そのあと、ピンポン玉がかくれるまで、米を入れます。
2)小型マッサージ機のスイッチを入れ、計量カップにおしあてます。計量カップ全体が振動すると、やがて、ピンポン玉が米の中から現れてきます。
●ビー玉 もやってみよう
1)つぎに、ビー玉で実験しましょう。計量カップに、まず米を入れます。そして、ビー玉を米の上にのせます。
2)振動させると、ビー玉は米の中にしずんでいき、やがて、うもれて見えなくなります。ピンポン玉と反対ですね。
どうしてこうなるの?
なぜ、ピンポン玉がういてくるの?
米をこまかく動かすことによって、液体の中にピンポン玉を入れたのと同じような状態になっています。
振動する米がピンポン玉にあたって圧力が生まれ、ピンポン玉の上と下の圧力差が浮力(うく力)になっています。ビー玉の場合は、その圧力差がしずむ力になっています。
米より軽いピンポン玉はうき、反対に、米より重いビー玉はしずむというわけです。
地震の時、地面が液体のようにやわらかくなってしまうことがあります。これを「液状化現象」と言いますが、この実験と似たしくみで起きています。土のつぶが振動によって、液体のようにふるまうのです。
大きさや重さのちがいによって、浮き上がり方やしずみ方はどう変わるか調べてみましょう。
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