用意 するもの
・小型マッサージ機
・使い古しの歯ブラシ
・CDケース
やり方
●やり方
1)歯ブラシの柄を切り取り、ブラシの部分を下にしてCDケースの上に置きます。
2)ケースの下に小型マッサージ機を当ててブルブルさせてみましょう。マッサージ機の振動に合わせて、歯ブラシがおもしろい動きを見せてくれます。
・歯ブラシによって動きにちがいが出るのは、毛の形にもよりますが、ケースの上に置かれた場所のちがいにもよります。歯ブラシを置く場所を変えて実験してみましょう。
・CDケース以外のものでは、どんな動きをするでしょうか。いろいろなもので実験してみましょう。
歯 ブラシは、なぜ動 くの?
小型マッサージ機のモーターには、おもりが付いていますが、中心をずらして取り付けてあるため、モーターが回転するとブルブルふるえます。
このふるえが歯ブラシの毛に伝わり、CDケースの表面を引っかくように細かく動きます。使い古しの歯ブラシは毛先にクセがついているので、CDケースの表面に当たる角度がまちまちになるため、ひとつひとつがちがった動きをするのです。
【発展 実験 】くるくるプロペラ
プロペラをつけたわりばしに小型マッサージ機を当てると、振動が回転力に変わって、プロペラが勢いよく回り出します。小型マッサージ機の当て方で、右回りと左回りから、回転する速さまでコントロールすることができます。
●じゅんび
紙をプロペラ形に切り取り、中心に穴をあけて、わりばしの先にプッシュピンでとめます。穴を少し大きめにして、プロペラが軽く回るようにするのがポイントです。また、穴の形もできるだけきれいな円になるようにしましょう。
●やり方
小型マッサージ機をわりばしに当てて、ブルブルさせてみましょう。最初はふるえているだけのプロペラが、しばらくすると勢いよく回りはじめます。
・マッサージ機をわりばしのどの部分にどのように当てると、どちら向きに回転するでしょうか。
・プロペラの回転する速さを変えるためには、どのようにすればいいでしょうか。調べてみましょう。
●同 じ原理 で動 く伝承 おもちゃ
プロペラを取り付けるわりばしに、のこぎりの刃のようなギザギザのきざみを入れて、えんぴつなどでこすっても、プロペラを回すことができます。これは、昔から伝わる伝承おもちゃです。
【関連ページ】100円ショップ大実験
■小型マッサージ機をせおってたわしが走り出す
■大気圧の助けをかりて完成!二階建てグラス
■えっ、なんで!?あみ目からもれない水
■園芸用の金属ネームプレートでボルタの電池作り
■くるくる回して急速冷とう「ひえひえマシン」
■100円化粧品で探偵ごっこ。アイシャドウで指紋検出
■グラスの底が凹レンズ「ガリレイ式望遠鏡」
■見えない力でゆれる「アルミホイルのぶらんこ」
■ものさしのすべり台からコインがジャンプ「コイン自動選別機」
■びっくりするほど飛び上がる「親子ボールの二段ロケット」
■ブルブル振動で科学マジック「ピンポン玉浮上」
■グラスをはなさないファイルシート「くっつきクレーン」
■コイル状のキーホルダーで「ハンディばねばかり」
■とってもカンタン、でもハマってしまう「おたま凹面鏡」
■ぶらんこの原理をたわしで研究「たわしの思い出ぶらんこ」
■ダンベルで学ぶ「回転モーメント」。どっちにころがる?
■洗面器を使ってえがく「声の振動模様」
■規則だったルールがおもしろい「ビー玉の追突実験」
■磁石はなぜ磁石なのかの実験「こなごな磁石」
■ふいてもふいても飛び出さない「じょうごの中のピンポン玉」
■時計をふり回して実験「目覚ましドップラー効果」
■コーヒーフィルターで色を分析「超かんたんクロマトグラフィー」
■超かんたん超軽量「クッション・グライダー」
■ひとりでに逆に回り始める逆回転!「超能力スプーン」
■発泡パワーで天までとどけ!「ペットボトル・ロケット」
■光のマジックボックス「ゴミ箱ピンホールカメラ」
【100円ショップ大実験】まとめ(1/3)
【100円ショップ大実験】まとめ(2/3)
【100円ショップ大実験】まとめ(3/3)